概要
「5ちゃんねる」の「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?370」に掲載されていた話です。
本文
オチとかは特に無いんだけどこれは俺が実際に経験した話 何度も言うけど創作とかじゃなくてこれはマジの実話
でもあんま怖くは無いかもしれん この歳になってもその変な記憶が頭にこびりついててモヤモヤするから取り敢えず下手な文で読みにくいかもしれんが書き込んでみる。
101本当にあった怖い名無し2022/07/11(月) 03:40:13.79ID:6UQg0zwM0
詳しい階とか部屋番は明かさないが、小さい頃俺の一家は豊洲のタワマンに住んでた。運河沿いにあるタワマンで一階のロビーみたいなとこに小さいパン屋があるって言ったら分かる奴も居るかもしれん。
当時俺のパッパは保険会社に勤めてて当時のマッマは元ヤンで家でいつも寝てた。
ちなみにその両親(主にマッマ)が所謂虐親で、俺はまぁ当時は自分で自分の吐いたゲロ食わされたり特にお受験時代になってからは計算プリントみたいなのをやらされて問題を間違う度にステンレスの定規で足の裏とか手のひらとかを主にぶっ叩かれてたりしてた。
「お仕置き」と称してベランダに追い出されたりクローゼットにぶち込まれるのなんて日常茶飯事だった。
102本当にあった怖い名無し2022/07/11(月) 03:40:43.84ID:6UQg0zwM0
そのクローゼットが問題だった。
せいぜい公園のトイレの個室ひとつ分ぐらいの広さで外から軽く鍵をかける事が出来るタイプのやつ。
そのクローゼットのある部屋は災害時の非常食(?)だとかマッマのブランド靴の箱だとかが転がっててほぼ物置と化してて、そのクローゼットの中にはこれまたマッマのブランドコートがぎっしり掛かってて天井近くのハンガー掛けはギュウギュウ詰め状態。
今の俺ならそんなクローゼットのちゃちい鍵なんてぶち破れるだろうけど当時は体が小さかったからそんな事出来る訳もなく閉じ込められた時はドアに口を押し付けて「ママごめんなさい」ってずっとギャン泣きしながら謝ってた。
俺はこのクローゼットが当時怖くてたまらなかった。
真っ暗で床が冷たくて狭くて外に出れない重苦しい閉鎖空間。
今でもアパートとかの狭いトイレに入って電気を消して真っ暗にするとあの時の凄まじい気持ち悪さが蘇ってくる程トラウマになってる。
でもただ暗闇が怖かった訳じゃない。
103本当にあった怖い名無し2022/07/11(月) 03:41:41.73ID:6UQg0zwM0
ある日、いつもみたいにマッマが機嫌を損ねたんだけどその日だけお仕置きの趣向を変えて俺をそのクローゼットのある部屋で一人で寝かせた。パッパはいっつもかなりの夜遅くに帰ってくるから家にはマッマと俺だけ。そしてそのマッマの寝室から離れた冷たいクローゼット部屋には俺一人。
布団の上で暗闇が怖くてビクビクしてたらいつの間にか寝てしまってた。そしたら夜中に変なタイミングで目が覚めた。そんで足先のほうにあるそのクローゼット見たらさ、濡れてる感じにテカッてて青い顔(比喩では無くマジで青かった)した女がクローゼットの扉の少し開いた隙間から顔だけ出してこっちの事ガン見してる訳、唐突の事で固まって怖くて怖くて身体全然動かないしマジで泣きそうになってた。
そんでそいつスローモーションみたいにちょっとずつギチィみたいな音立てながら手もちょっとずつ出して来て扉もっと開こうとしてんの。その手も青かった。
104本当にあった怖い名無し2022/07/11(月) 03:43:00.32ID:6UQg0zwM0>>121
でもその時の記憶はもうそこからどうなったか覚えてない。尻切れトンボみたいでオチ無くて申し訳無いけどホンマにマジの記憶だからどうしようもないわ
アレが幼少期になんかのトラウマから俺の脳内で作られた虚偽の記憶なのかガチの体験だったのかはその記憶がリアル過ぎて今になっても自分では分からん。
今はその部屋も親の離婚とかで完全に引き払ったし離婚後の元マッマの行方は知らない。
なんせもう十数年前の話だからな
でも今になっても狭い個室で電気消すのは怖いから良い歳して豆電球付けて寝てる。
105本当にあった怖い名無し2022/07/11(月) 04:40:36.47ID:6UQg0zwM0
一応言っておくけど豊洲でそこそこ有名な虐待事件があったがアレは俺とは全く関係ないし違うタワマンって事だけは言っとく
文章転載元
元スレ:https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1657119122/
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